今日は東大の合格発表日だったようで、合格された方おめでとうございます!
残念だった方…
来年リベンジを目指すか、別の道に進むか、分かりませんが、個人的には東大が全てではないと思っております。
進む道の先には必ず新しい世界が待っていますので、そこで、人生、次の岐路まで経験を積み上げて頂きたいと思います。
何せ自分は齢50、不満があっても、レールから外れるのはいろいろな意味でより厳しい道のりになる年齢です…
それに比べれば、20歳を前にした受験生ですから、まだまだ先いくらでも選択肢があり、まだいくらでも修正はききます。
多くの経験を積むべきだと思います。
(って、一浪している自分が言うな って事ですが、現役時代はどこにも受からなかったもので…)
さて、話を戻して、昨今の中学受験に関する記事、
特に24年を振り返って色々な方が仰っているのは、中堅校、伝統校への回帰…
だそうです?
女子校で話題だったのが、 普連土と三輪田ですが、
失礼を承知で申し上げると、普連土は偏差値的には今一つの評価だったのが、漸く日の目を見た結果、そして、三輪田は法政との連携でバブルが発生した結果 と考えております。
普連土が偏差値的に今一つの評価だった最大の要因は、大学合格者「数」自体は少ない事(つまり各ランキングには乗ってこない点)が挙げられます。
この学校、1学年は120人程度しかいないんですよ。
にもかかわらず、23年は慶應、15人 早稲田11人が 「進学」しているんです。
慶應にはコンスタントに2桁人進学してますし、早稲田も22年、23年と2桁となっています。
進学率で言うと、凄いんです、これ。
また、ロケット甲子園で有名な理科部といった理系トレンドをそそる活動が出たりして、これまで算数や二教科入試は別にして、通常の四科でもY50というのがちょっと不思議なくらい…
これが、親御さんの頭にピンと来たのでしょうか。
少人数だと、実績面での逆のリスクもありますが、いい学校とは思いますので、来年以降、1段レベルを上げた偏差値で推移するかと思われます。
一方の三輪田は立地と企業もとい学校法人の努力が実った結果でしょうか。
法政とはいえ、GMARCHの一角に35人行けるのですから、これは魅力でしょう。
たった35人ですが、されど35人です。
これをめがけて少しでも素質のある子供が入ってくれば、レベルも上がる副次的な効果もあるでしょう。
この二つのトピックを十把一絡げに中堅校、伝統校への回帰っていうのはどうかと思ってしまいました。
何れ、折を見て触れたいと考えます。