改めて、合格された受験生、並びに親御様 おめでとうございます。
自分の娘は所謂ボリュームゾーンの中高一貫校ですが、同じ偏差値ゾーンの実倍率をみる限り、安全志向も相まってどの学校も軒並み上昇しており、2年前に比べても非常に厳しい戦いだったと思われます。
もしかすると、全校残念だった受験生、親御様も多かったかもしれません。
自分としては何とも言いようがありませんが、お子様を責めたり、当たり散らかしたりしないで、お子様が来るべき中学生活を前向きに取り組めるよう切り替えさせるのが親御様の中学受験期の最後の務めだと思いますので、今一度お子様と向き合って前に進めさせてあげてください。
一方で、中高一貫生となるお子様を持つ親御様も大事な務めが残っております。
まだ、進路を迷われている方もいらっしゃるかもしれませんが、入金、入学手続きは済ませたという前提で、それ以外の親御様の大事な務めとしては、
・進学校入学までのイベントをきっちり遅滞なくこなしたり、お子様にこなすよう促す
・滑り止め合格校をホールドしている場合は辞退の申し入れを行う
・進学校から課された宿題や、入学後に備えた勉強をするようお子様に「叱らず」促す
・生活習慣の変化に、「お子様と一緒に」備える
等々あり、特に後ろ二つは(自分も後悔しておりますが、)非常に大事だと思います。
入学後に備えた勉強としては、よく塾の商魂たくましいサービスとして、所謂中学準備講座というものがありますが、
受けさせるだけで、安心しないで頂きたい。
→ これがポイントです。
はっきり言って、
中学校での学習は中学受験とは違います。
また、中学受験期でも英検等習わせていたお子様以外の多くのお子様にとっては、英語も新たに加わります。
これらは、特に親御さんの詰め込みで勉強してきたお子様では太刀打ち出来ません。
自走、自走っておっしゃる専門家の方もいらっしゃいますが、お子様自身できっちりこなせるように仕向ける事が学習面での親御様の大事な務めだと思います。
そして、生活習慣の変化に、「お子様と一緒に」備える 事ですが、これも大事だと思っているので、改めて書きたいと思います。