中学受験 備忘録

娘の2022年中学受験及びその後の備忘録です。少し古いかもしれませんが参考まで。

新5年生になった頃

受験が終わり、これから中学に入るお子様向けの記事ばかり書いていたので、たまには違う学年 という事で、今日は新5年生の話をしようと思います。

ただ、

今の新5年生は娘と4年もの差がある事。

22、23年を境に特に中堅女子校の難易度が上がりつつある事。(その一つの要因として、24年は受験者数が減り始めた事や、高大連携が進んだ事などが挙げられます。)

また、娘が新5年になった年は、COVID-19が発生し、対面授業が軒並みSTOPする大事件が起こった特別な年だった事。

などあり、参考にならないかもしれませんが、当時の記録をベースに備忘録として話をさせてください。

 

まず、5年生になるとカリキュラムが大きく変わり、大体の塾では1日通塾日が増えます。

これは親子ともども想像以上の大きな変化です。

従って、すぐに慣れるよう仕向けたり手助けしたりするのが親の仕事です。

理由は、中学受験の勉強で重要な内容が5年に集中するからです。

一般的には新4年生から通塾する方が多いとは思われますが、正直4年生の間は助走期間で、5年生の時が量、質ともに本番でかつキー学年です。

特にサピや四谷系は5年で一通りの中学受験の単元を終わらせるカリキュラムになってます。日能研も早くなりつつあるようです。

従って、以前は6年の夏が天王山と言われていましたが、今は5年の夏~秋と言われているようです。

ざっくり纏めると、

4年: 勉強のリズムを作る。基礎を作る。覚える事に慣れる。

5年: ひたすら詰め込む。理解出来たら応用に進む。理解出来なければ理解出来るまで繰り返す。

6年: 5年の応用、過去問演習。

といった感じでしょうか。

当然、応用、過去問演習 が出来、繰り返せれば 合格 には近づきます。

しかし、それをするためには、その土壌づくりは不可欠で、そういった意味でも5年でのパフォーマンスが重要になります、

 

また、受験校の目星もつけ始めるのがこの頃です。

娘の時は、COVID-19にぶち当たってしまいましたが、5年生の時に本当の第一志望校は見定めて、親だけでも説明会や学校フェア(複数の私立中が集まる機会)には行ってみる時期だと思ってます。

そして、第一志望校に対する憧れも5年生のハードな勉強を乗り越える糧に出来ると思います。

(この頃から第一志望校は薄々ダメかなと思ってましたが、モチベーションの維持には繋げられました。)

 

余談ですが、COVID-19の後はしばらく学校説明会は開かれず、6年生の時は希望者が殺到し、予約を取るのに非常に苦労しました。

娘が行っている学校の説明会も予約がなかなか取れなかったのですが、キャンセル空きを見つけ何とか行けたのも思い出です。

回数と人数の制約は徐々にゆるくなってきており、機会は得やすくなっているかもしれませんので、5年のうちに第一志望群にはお子様と一緒に行き、それ以外の現実路線校の目星も、こちらは親御さんだけでもいいと思いますが、説明会には参加される方がいいと思います。

 

おそらく、直近保護者会等あると思いますので、これらは先生から言われるとは思いますが、非常に重要だと思っておりますので、対処しておくことをお勧めします。